2008年5月26日
鎌倉・お茶会
皆さん、おはようございます。ハウジングアドバイザーの鈴木和美です。
新緑がまぶしい季節ですね。先日、鎌倉のお茶会にご招待頂き、とっても素敵なおもてなしを受けてまいりました。感動・感激の連続・・・皆さんにも日記と合わせてご紹介したいと思います。

今回は、昨年の鎌倉・建長寺のお茶会お手伝いのお礼としてお招き頂きました。お礼をされる程のお手伝いをした感じはないのですが、せっかくお招き頂いたのでお邪魔することに・・・。
会場は鎌倉駅から徒歩20分ぐらいでしょうか。八幡様のちょっと奥、私のお茶の先生の鎌倉のお教室としてご自宅を使わせて頂いている村上さんのお宅です。
まずはお濃茶を頂く前に広間でお菓子を頂きます。「青梅」と名のごとく、青梅のうっすらとはえたうぶげまで表現された美しいお菓子です。黄身餡を抹茶入りの求肥でくるんだとっても美味しいお菓子、どこのお店のものかな・・・と思っていると、なんと手作りなのだとっ!趣味でつくる和菓子のレベルをはるかに超えた驚きの味です!
お菓子を頂き、苔がきれいにむした露地からお茶室に向います。
こちらは待合。お迎えをこちらで待ちます。
お迎え頂いた後は、つくばいで手と口を清めてお茶室に入ります。
いざ、お茶室へ。小さなにじり口と呼ばれる入口から入ります。
こちらは二畳の小間です。二枚の畳と、その間の板だけの空間です。一枚の畳は亭主が入りお手前をする場所、そして私達4名がお客として入る畳がもう一枚。間の板が共有スペースという感じです。
さすがにお手前の最中に写真を撮ることはできませんでしたが、慣れた手つきでスルスル進むお手前に、マジックショーを見ているような感動を受けました。あっという間にお濃茶を点てて頂きました。
そしてお道具の拝見。ブログのために後で写真撮影もさせて頂きました。どうやらとってもスゴイお道具のようですよ。このお茶碗は樂家4代目の「一入」作で、「羽衣」という銘だそうです。京都のお家元見学から私が気になっている楽焼き、このお茶碗でお茶を頂くことに感激!ちなみに、羽衣と言えば三保の松原ですよね。一緒の席に入った埼玉の方と亭主の鎌倉の方と静岡話しもできました♪
そして茶杓(ちゃしゃく)。こちらは宗旦(そうたん)作です。茶道をたしなむ方はご存知でしょうが、宗旦は千利休の孫にあたる人物です。
続いて四畳半のお茶室で薄茶を頂きます。こちらでは、旅箪笥と釣釜でのお点前です。掛け軸には「好日(こうじつ)」と。まさにこのよい日をあらわしています。
こちらの薄茶席は練習ですが正客として席に入らせて頂きました。が、勉強不足で全くつとまらず・・・亭主のお気遣いでなんとか席が終了しました。ご迷惑ばかりでゴメンナサイ(>_<)
お茶を頂いた後は、皆さんで点心を頂きます。驚いたことに、こちらも鎌倉のお教室の皆さんの手作り。とても素人がつくったとは思えない胡麻豆腐に押し寿司に、その他もろもろ・・・色鮮やかで旬のものが並びます。つくしや金柑の手作りグラッセにも驚きましたし、出汁にこだわった赤味噌のお味噌汁も美味しかったです!
点心を頂き終えると、お謡いのお披露目。初のお謡い体験。熊野の長藤で謡曲のことを知ったばかりの私ですが、皆さんの美声にうっとり。特に101歳の村上さんのお声には驚かされました。
最後に恒例の集合写真。鎌倉の皆さんをお1人ずつ紹介したい程ですが、だいぶ長編ブログになってしまっているので諦めます。でも、本当に皆さんのおもてなしに感謝してます。
お茶会が無事終わり皆さんが帰り始めましたが、帰りたくない衝動にかられ、村上さんとお話しをさせて頂きました。きっとすごい方なのに、私としっかり向き合って頂き本当に嬉しかったです。お謡いの話しからご自宅内の能舞台のお話しまで。せっかくなので能舞台の見学もさせて頂きました。
能舞台は床の構造には特徴があるそうです。音が良く響く構造のようで、案内してくれた方が足をドンッと踏み鳴らして音の響きを体感させて頂きました。
お茶室と能舞台があって、お庭が広くて・・・どんな家?と思いますよね。実は村上さんのお宅は鎌倉市の景観重要建築物に指定されています。
素敵なお道具にお茶室、そして何よりも心のこもったおもてなしに感動した、素敵な1日でした。鎌倉の皆様、本当に幸せな時間をありがとうございます。
私もいつか、いつか・・・遠い未来かもしれませんが、お茶会ができるように日々精進致します。



